日記

2018.1.3

明けましておめでとうございます。

新年は相変わらず駅伝とビールでやり過ごしてます。

昨年お世話になった皆様には、この場を借りて御礼申し上げます。

今年も縁あって関わる方々とは丁寧な仕事をしていきたいと思います。

 

母性のように包む縄

父性のような厳しい縄

それを合わせ持った菩薩縄

 

目指す境地です。

今年も宜しくお願いいたします。

 

撮影/後藤一平

 

2017.12.31

札幌のイベントに立ち会い、

「縄は世界を結ぶ」とサインした。

縄が取り持つ縁については常々感じ、縄を通じていろんな世界と結びついてきました。

来年もまた優しく縄に寄り添い、縄への感謝を忘れずに精進したいと思います。

毎日訪ねてくるお隣の猫

会社勤めもナシ

年金もナシ

通勤もナシ

酒も飲まず

煙草も吸わず

抜かれたタマは返れねど

雨宿りができて

好きなときに起きて

カリカリ食えりゃ

文句なんて一つもないに違いない

さあて、大晦日

明日は今日より必ずいい日になりますよ。


2017.1.17

「緊縛事始 京都クラス」は2月11日を皮切りに年に6回開催予定です。

緊縛の基礎は心と技が大切です。

技に溺れるあまり心がないがしろにされたり、心があっても技が伴わなかったたりすると残念な結果になります。

縛れればモテるなんて思うのは嘘です。縛れなくてもモテる人はモテます。

緊縛以前の人と人とのコミュニケーションがきちんと取れることこそ大切なことです。

痛みを伴う人に緊縛の処方で依存させることはたやすいのですが、問題は依存から自立へと促す道が私の緊縛です。

縄は使い方によって仏にも邪にも変化しますから、扱う側の心のありようが最も大切とされるとこです。

心を教えることはなかなか難しいのですが、時間を共有することで伝えていきたいと思います。

京都を中心に関西方面はやりますので、宜しくお願い致します。

 

 

2017.1.6

 

明日7日は七草粥。

 

そろそろ正月気分も抜けたところで新春初緊縛とまいりましょう。

今年も昨年同様に学ぶべきは、緊縛の心と技。

心が分母で技が分子。

二つを磨きながら極めるのが私の言う緊縛です。

どうぞ、今年も皆様宜しくお願い致します。

 

有末 剛

2016.12.29

エロスの荒野に展望はありや

 

過度の露出に晒されて、五感が鈍っている。

コンビニのスナック菓子が絶え間ない刺激を求めるように、消費者の要求は過剰だ。

エロスの分野も同じで、刺激は放物線を描いて上昇する。

求める方も供給する方も、刺激に対する本質が分からなくなっているのが今日的状況であろう。

もはや、エロスは焼け野原と化しているのかもしれない。

かつて、あんなにも妄想の伸び代があったエロスはどこに行ってしまったのか

来年のキーワードは、五感が沸き立つような

「羞恥心」

 

2016.2.10

今回の写真展のように、旅をテーマに書いたりすると、私の中で置き忘れた感情がゆっくりと湧き上がる。

上京して最初に観た映画がイージーライダーだった。

腕時計を捨ててバイクで旅に出る。そんな時代を反映した映画だったな。

今なら冒頭シーンは携帯を投げ捨てるんだろう。

写真展は12日で終わるけど、また続けたい企画。

 

有末剛写真展 恍惚の甘い縄

 https://www.facebook.com/events/156402064729403/

2016.01.01

明けましておめでとうございます。

昨年は「緊縛夜話」「緊縛ドラマチック」「おやじ男優Z」「東京縛音舞」その他 写真展などのイベントでお世話になった全ての方々に感謝申し上げます。

さて、新年を迎えました本日

今年は緊縛に関する集大成的なものを形にすることを基本にしたいと思います。

巷では一億総活躍社会と叫ばれてはおりますが、

私的には少しくらい休んでいてもきちんと復活できるような弾力性に富んだ一億総復活社会の方がいいとは思いますが。

今年も何卒緩やかにお付き合いくださいませ。

2015.12.10

年末になり、着ない洋服とか結構あるんだなあと断捨離を決行。

考えてみたら会社員じゃないから背広も着ないし、ネクタイもしない。ショーだって、作務衣と黒シャツ一枚。

人間関係もすっきりさせつつ、シンプルに行くことが願い。

明日は写真展会場に在廊予定。

 孵花 緊縛絵と写真展

https://www.facebook.com/events/776691755774300/

2015.12.05

本日は晴天

否が応でもでも年末になりました。

ジングルベルで急き立てられ、それか終わると佐野厄除け大師の宣伝が流れます。

早い、早すぎる

早漏流しのような一年

記憶のカケラもかき集めたし、緊縛夜話も楽しかったし、なんて総括モーニング。

とりあえず、本日は教室の後にアマルコルドに在廊という名目の飲み会に突入する。

2015.10.13

「虚空華」は無事終了しました。関係者の皆様、並びにご来場の皆様、ありがとうございました。

今回は髪と絵と緊縛をテーマにした作品でした。

いづれ、この作品の進化系をお見せしたいと思います。


有末剛・倉持伊吹二人展「虚空華」

https://www.facebook.com/events/874017186007526/

2015.6.17

携帯の中には屈託なく微笑んでいる少女がいる。

短髪で無防備なくらいの笑顔を私に向けている。

眼差しは透き通るくらいに純朴だ。

少女に大人になることを教えたのは私だが、少女もまたそれを望んで背伸びした。

あれから三年

伸びた髪は肩を超え、その分だけ大人になった。

大人 大人 大人

大人になる代償に笑顔が少しばかり消えたのは寂しいことだ。

しかし、携帯の中の少女の笑顔は、私をいつでもあの頃の甘酸っぱい記憶を引き戻してくれる。

保存された記憶

長い髪が短髪になるときは来るに違いない。

そして、そのとき

大人になった少女の顔に笑顔が戻ることを願うのは私の勝手な理屈に違いない。

2015.4.12

誕生日に皆様からのメッセージ、誠にありがとうございました。

緊縛やエロスに対する研究はまだまだ道半ばで、これからも追求し続けていきたいと思います。

緊縛、写真、文章、舞台などの表現は今や私のライフワークの一部となりました。

「生活は小さく 志は大きく 人生はエロチックに」は私のモットーですが、

一瞬一魂の想いを持って時を刻んでいきたいと思います。

皆様、本当にありがとうございました。

2015.1.2

新年あけましておめでとうございます。

一白水星は、今年から来年にかけて数十年に一度の飛躍の年だと言われております。

それを信じるとすれば今年は更なる飛躍の年なのかもしれません。

禍福は糾える縄の如しと申します。

良き事も悪しき事も繰り返しやってくるもので

悪い事があったからと言って決して悲観する必要はない、との意味です。

私は人生にとって最も大切な事はユーモアだと思っております。

辛い局面にあった時でも、別の局面から見ると可笑しさがあるものです。

その可笑しさを発見する事こそ生きるセンスだと思います。

「センスを磨くこと」それは人間に与えられた特権です。

今年は自分にとって心躍るような事をひとつひとつ丁寧に手掛けていきたいと思います。

 

2014.12.17

今年も残すとこ半月になりました。皆様にとってはいい年でしたでしょうか。

年齢の節目というのは、やはり波乱万丈が当たり前の様で、いろいろな試練が付きもののようです。

しかし、人間であれ物であれ、所有というのは幻想かもしれません。

何がを失ったり手放したりするとき、所有とは別の豊かさを手に入れた気持ちになることもあります。

今年までは乱

来年は穏を願いたいものです

穏やかと書くつもりが

隠れるに

本音かも